【静岡県】保育士修学資金等貸付制度の申込み受付開始!

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静岡県では、以下の内容で保育士の補助制度を開始しました。

申込書の提出期限が10月7日となっていますので、申請する場合は急いだほうがいいですね。

⇨【保育士の給料が良い】のはここだ！その意外な現状とは？

（１）保育士修学資金貸付事業
　　貸付額
　　　○月額最高５万円（最大２年間貸付）
　　　○養成施設入学準備金20万円
　　　○就職準備金20万円
　　　○生活費加算居住地により異なる

　　返還免除条件
　　　卒業後県内の保育施設において、保育士として５年間従事　

（２）離職防止のための勤務環境改善事業
　　貸付額
　　　○年額295.3万円（最大３年間貸付）

　　返還免除条件
　　　保育補助者が３年間で保育士資格を取得

（３）未就学児をもつ潜在保育士に対する保育所復帰支援事業
　　貸付額
　　　○月額最高2.7万円（最大１年間貸付）

　　返還免除条件
　　　県内の保育施設において、保育士として２年間従事

（４）潜在保育士の再就職支援事業
　　貸付額　　
　　　○20万円（１回限り）

　　返還免除条件
　　　県内の保育施設において、保育士として２年間従事

申込期間が極端に短期間になっているのが、個人的には全く理解できませんが、補助制度が無いよりはまだましです。

また、これは他の自治体にも言えることですが、保育士修学資金の返還免除条件が、5年間保育士として勤務することとなっていますので、かなり厳しい条件という印象があります。

このような保育士を騙し討し、半強制労働を強いるような制度では、根本的な保育士不足問題を解決することは困難です。

静岡県の保育士不足問題はそれほど深刻な状況ではありませんが、現時点でも、全国的に保育士獲得競争が激化している現状を見逃してはいけません。

また、民間企業で給付型の奨学金制度を実施していることを考えると、各地方自治体の保育事業担当部署の危機感があまり感じられません。

さらに静岡県の場合は、申込期間が極端に短期間であることから、静岡県には新人保育士は必要ないと宣言しているように感じます。

ぜひ、保育士獲得講座を参考にして、今後の保育事業改善に活かしていただきたいと思います。

また、もしあなたが保育士として現場復帰を考えているなら、再就職支援の貸付制度を検討してもいいかもしれません。

ただし、返還免除条件として2年間の勤務条件がありますので、できれば再就職する前に体験保育など、実際の保育現場を確認しておいたほうが良いでしょう。

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