現在、福島県内の自治体では、保育士のために以下の事業を実施しています。
◯潜在保育士向け
○未就学児をもつ潜在保育士に対する保育所復帰支援事業
・未就学児を持つ潜在保育士が保育所等へ勤務する場合、
1年間を限度に保育料の半額(最大2万7千円/月)を貸付。
・福島県内の保育所等に2年以上勤務すれば、貸付金の返還免除。
○潜在保育士の再就職支援事業
・潜在保育士が保育所等に勤務することが決定した場合、
就職準備金(20万円)を貸付。
・福島県内の保育所等に2年以上勤務すれば、
貸付金の返還免除。
◯保育士の資格を持っていない方向け
○保育士資格取得支援事業
・保育士資格取得のために要する経費
(指定保育士養成施設の受講料)の半額を補助。
・保育士証の交付を受け、
福島県内の保育所等に勤務することが条件。
○保育士修学資金貸付事業
・保育士の資格取得を目指す指定保育士養成施設に
在学している学生に対し修学資金を貸付。
・月額5万円以内(卒業までの合計貸付額120万円以内)、
入学準備金20万円、就職準備金20万円
・福島県内の保育所等に5年以上勤務すれば、
貸付金の返還免除。
福島県は、東北管内では積極的に保育士関連の助成を実施している印象があります。
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ただし、家賃補助などの制度は実施していませんので、この点が課題になっています。
福島県内の自治体で保育士への家賃補助を実施することができれば、保育事業者も若い保育士も働きやすい環境が整うはずなので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
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