保育士の仕事は、
とてもやりがいがあるけれど・・・
このままだと、
私の心が腐ってしまいそうで・・・
本当は、
もっと楽しい保育がしたいのに!
もしかしたら、今、あなた頭のなかでは、このような不満や悩みがグルグルと渦を巻いて駆け巡っているかもしれません・・・。
自分が理想とする行動ができないということは、想像以上にあなたの精神や肉体に大きな負担をかけ続けてしまいます。
でも、安心して下さい。
あなたがこの記事を読み終わる頃には、あなたの心の中に、キラキラと光り輝く一筋の希望の光を見つけることになるでしょう。
それでは、始めていきます。
どうして保育が楽しくないの?
あなたは、毎日、かわいい園児たちの世話を一生懸命に頑張っていますが、なぜか辛くて苦しい感情があなたの胸のあたりでモヤモヤとしています。
始めの頃は、毎日笑顔にあふれて、保育士としての仕事に誇りを持ち、あれだけ楽しい日々を過ごしていたはずなのに・・・
いまでは、退園時間が待ち遠しく感じ、先輩保育士の嫌味はぜんぜん聞こえないふりをして遮り、延長保育の時間を守らない保護者に対しては、激しい苛立ちと不満を必死で押さえ込みながら、作り笑顔で過ごす毎日・・・。
どうして、こんな日常になってしまったのでしょう?
それは、あなただけではなくあなたの周りにいる他の保育士や園児や保護者などの関係者が、それぞれマーケット・インではなくプロダクト・アウトの思考に陥っているからです。
マーケット・イン?
プロダクト・アウト?
おそらく今のあなたは、この2つの用語を理解してはいないと思いますが、現在のあなたの環境を改善するためには、絶対に欠かすことのできない概念です。
それでは、ひとつずつ具体的に説明していきましょう。
信頼の「共生マーケティング」。
「共生マーケティング」とは、自由市場経済において利益よりも信頼を最優先するマーケティングのことです。
マーケット・インやプロダクト・アウトという概念は、この利益ではなく信頼を最優先する「共生マーケティング」を構成する重要な要素のひとつです。
過去の日本においても、企業が利益だけを追求しすぎた結果、水俣病やイタイイタイ病などの大きな公害問題を引き起こし、国民の信頼を大きく損ねてしまったという苦い歴史があります。
それらの反省を踏まえて、現代においては、企業は利益だけを追求する存在ではなく、消費者や株主や従業員などの関係者はもちろん、自然環境や慈善活動などにも積極的に貢献する姿が理想のあり方だとされています。
つまり、企業が利益だけを追求すれば、最終的には環境破壊等の問題が発生し、消費者だけではなくその他の多くの関係者の信頼を損ね、結果的にその企業は市場から淘汰されてしまうということです。
自分だけの利益を追求すれば、結局は自分自身の信頼が損なわれ、市場から退場を余儀なくされます。
そのような悲惨な状況を避けるために、利益ではなく信頼を最優先する「共生マーケティング」等を活用して、企業は日々その生き残りをかけた戦いを繰り広げているのです。
これは、企業が生き残るための優れた戦略ではありますが、同時に、個々人が組織内で快適に過ごすためにも有効に活用することができます。
つまり、いまあなたが抱えている不満や悩みは、この「共生マーケティング」の手法を活用することによって、一気に解決する可能性があるということです。
「マーケティングの4C」で解決!
それでは、具体的にどのようにして「共生マーケティング」を活用して、あなたの不満や悩みを解決したら良いのでしょうか?
それは、「共生マーケティング」を構成する「マーケティングの4C」を、あなたの悩みを解決するために活用することになります。
Commodity:共生商品
「マーケティングの4C」を語る上で、まず始めに説明しなければならないのは、「Commodity:共生商品」の概念です。
ちなみに、「マーケティングの4C」を構成する要素名に使用されている接頭語の「Co」とは、ラテン語で共同を意味します。
つまり「Commodity:共生商品」とは、企業が一方的に開発して商品を提供する「プロダクト・アウト」の考え方ではなく、消費者ニーズから商品開発やサービス提供を行う「マーケット・イン」の考え方に基づく商品のことです。
企業側が一方的に高品質で素晴らしい商品を開発・提供したとしても、そもそも消費者から必要とされない商品やサービスは、マーケットで評価されることはなく最終的にその商品と企業は淘汰されていくこととなります。
どんなに企業が科学的な調査などに基づき、高性能で消費者にとって最適だと判断して開発・提供した商品だとしても、それは消費者にとっては一方的な押し売りとしか捉えられないということです。
日本の家電業界は、海外市場では一方的に自社の高性能な商品を、海外の消費者にとって最も適した商品だとして販売していましたが、結局、韓国等の海外勢が提供する地域特性に合わせて提供された、リーズナブルでほどほどの機能を有する家電商品に駆逐されてしまいました。
つまり、いくら自社が正しいと強く確信して提供した商品だとしても、相手が全く必要としていないものであれば、それがどんなに素晴らしい商品だとしても、相手には全く受け入れてもらえないということを意味します。
これは、あなたが今現在活動している環境にも当てはまります。
あなたが正しいと強く信じていることも、相手、つまり児童や先輩保育士や保護者やその他の関係者にとって、全く必要としていないものであれば、それはどんなに正しい考え方・行動だとしても、相手には全く受け入れてもらえないということです。
このような、プロダクト・アウト的、つまり相手の状況や環境を全く無視した思考法や行動では、あなたがどんなに正しいことを頑張って伝えようと努力しても、全くの無駄な努力になってしまうのです。
これは、立場を逆転して俯瞰して見ても、全く同じことです。
先輩保育士や保護者やその他の関係者が、どんなに正しいと信じているものをあなたに伝えたとしても、あなたが必要としない、又は価値を感じない考え方や行動は素直に受け入れることはできないということです。
このような、一方的な価値感や行動の押しつけ、つまりプロダクト・アウト的な思考法を続ける限り、いつまでたっても相手が受け入れることはありません。
すでにお伝えしているように、過去の日本企業による海外市場での敗北という事実が、これを証明しています。
そこで必要となるのが、「マーケット・イン」的な思考法です。
自分の価値観や行動を一方的に押し付けるのではなく、相手(マーケット)の価値観やニーズを満たすものを検討し、自分と相手の相互作用によって、信頼できる商品やサービスや関係を構築するべきだということです。
Cost:費用
次に「Cost:費用」についてです。
Costの原義は「Constare:共に立ち上がって犠牲を払う」というもので、ここから費用となりました。
つまり、「Cost:費用」とは一方的に負担するものではなく、関係するものがそれぞれ可能な費用を負担することによって、最終的に全体的な利益を向上させることを目的とするものです。
この費用には、金銭的なものだけではなく、精神的なものや環境的なものなども含めることができます。
もしあなたが、一方的に先輩保育士の理不尽な主張を受け入れ、精神的なコストを一方的に負担しているとしたら、それは「共生マーケティング」を構成する「Cost:費用」には該当しないということになります。
ということは、あなたが置かれている現状は、あなただけが一方的に精神的なコストを負担していることになり、結果的に相手の利益だけが優先され、双方は信頼を失う関係に陥っているということです。
このような場合は、あなただけが一方的に精神的負担を受け入れるのではなく、相手にも同じように「Cost:費用」を負担してもらう必要があります。
つまり、何らかの方法を用いて、あなたの考えや行動を相手方に理解してもらわない限り、どちらか一方の利益を優先することになり、信頼を優先する関係にはなれないということです。
どちらが「Cost:費用」を負担しているのか、あるいは、相手にどうやって「Cost:費用」を負担してもらうのか、具体的にその方法を検討しなければいけません。
その具体的な方法については、後ほど解説していきます。
Channel:流通経路
次は「Channel:流通経路」についてです。
「Channel:流通経路」は、生産者・流通業者・消費者など、その関係者が共生できる環境や関係のことです。
これも、誰かが一方的に有利になったり不都合な関係であれば、信頼を最優先するマーケティングや関係性を、構築することはできないことを意味します。
あなたの環境に当てはめるとすれば、あなたの周りの人間関係に該当します。
あなたの周囲の人間関係において、誰かの意見が採用されやすいとか、グループ間の対立関係だとか、様々な情報伝達の経路が存在するはずです。
したがって、まずあなたがやるべきことは、あなたの周りの人間関係を紙面に図解する必要があります。
具体的に誰と誰の意見が交流されていて、どの経路で意思伝達がなされて、どの集団が対立・競合しているのか、あなたの手で書き上げていくのです。
誰にどのように行動すれば、あなたの意見が最も効率的に伝わるのか、あるいは、反発を受けるかということが、視覚的に理解することが可能になります。
あなたの周囲の関係者が、あなたの意見を最も効率的に理解してもらいやすい伝達経路等を、事前に複数検討してみることをおすすめします。
そのような事前の準備活動を行うことによって、突発的な状況に直面しても、あなたは他の関係者とは異なり余計な苛立ちを感じることなく、落ち着いて最も合理的な行動を選択できるようになるでしょう。
Communication:意味を共有する
最後に「Communication:意味を共有する」についてです。
利益ではなく信頼を最優先する「共生マーケティング」においては、企業が一方的に意思伝達を行い宣伝するプロモーションではなく、お互いの意思や気持ちの相互理解を行う「Communication:意味を共有する」を構成要素としています。
これは、ただ情報を一方的に伝達するだけでは、お互いの相互理解や信頼を得ることはできないことを意味します。
新聞やテレビや雑誌等に掲載されている広告についても、全く興味にない人にとっては一方的に情報を見せつけられているだけですから、その広告の内容を理解したり商品を信頼したりすることは絶対にありません。
相手の商品に少しでも興味があって初めて、広告の存在やその内容に気付くことができ、その後、相手の主張を理解する準備が整うことになります。
つまり、相手の商品や主張に興味を持たない限り、広告の商品や主張に気付くことも理解することもできないということです。
仮に派手な宣伝広告等を利用して、一瞬だけ相手の注意を惹きつけたとしても、結局のところ、相手がその広告の商品や内容に興味を持って注意を維持しない限り、その商品を理解することも相互理解をすることも絶対にありえません。
「Communication:意味を共有する」ということは、一方的な情報伝達ではなく、双方向性の情報伝達を行うことによって、お互いの意思や気持ちを相互理解することができるということを意味するのです。
あなたの環境に当てはめてみると、あなたがどれだけ正しいことを大声で喚き散らしたとしても、相手が興味を持たず、相手があなたに自分の意志を伝えることがなければ、ほぼ確実に相互理解を図る事はできません。
あなたが何か大切なことを伝えようとする場合は、大声で喚き散らしたりするのではなく、相手があなたの伝えようとする内容に興味をもつよう、意識的に働きかける必要があるということです。
あなたの意思や主張を伝える手段は、言葉や表情やジェスチャーやフェロモン等の分泌物質などの情報伝達媒体があり、それらの情報伝達媒体を有効に活用することによって、「Communication:意味を共有する」ことが可能になるのです。
以前の記事でも触れたように、心理学的な側面からのアプローチ方法もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
⇨保育士のうつ・悩み・ストレス・ノイローゼ一発解決!NLP編
また、情報伝達媒体については上記のような直接媒体だけではなく、電話や手紙やメールなどの間接媒体もありますので、あなたに最適な情報伝達媒体を有効に活用して、相手の関心を惹きつけ信頼を構築する「共生マーケティング」の手法を実際に試してみて下さい。
解決は目の前!
いかがでしたでしょうか?
「共生マーケティング」を活用した問題解決法について、足早に解説してみました。
もっと楽しい保育がしたい!
というあなたの悩みも、これまでお伝えしてきた問題解決方法を適切に活用することによって、見事に解決することができるということが、あなたにも十分理解できたでしょうか?
問題は、これらの解決方法を実際にあなたが行動し、実践するかどうかにあります。
「行動なければ結果なし」ということです。
あなたの理想的な人生を実現するために、いますぐ行動に移すことを強くおすすめします。
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