宮崎県では、以下の内容で保育士への修学資金貸付等を実施しています。





他の自治体に比べて、かなり遅いスタートとなっているようですが、それもそのはずで、単純に宮崎県内の保育士は不足していないからですね。





都市部では、激しい保育士獲得競争が繰り広げられていますが、宮崎県のような自治体では、いわゆる牧歌的というか、そのような激しい保育士獲得競争とは無縁なのかもしれません。

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◯宮崎県保育士修学資金貸付等制度。

貸付対象者及び貸付額
①保育士を養成する学校その他施設に在学する方で、卒業後宮崎県内の保育所等で就労する意思がある方

　修学資金／月額５万円以内 　
　入学準備金／20万円以内（貸付け初回） 　
　就職準備金／20万円以内（貸付け最終回）


②新たに保育補助者を雇用するなど、保育士の業務負担の軽減に取り組んでいる宮崎県内の事業者等 　

　対象職員の雇上に係る人件費として 年額295万３千円以内（最長３年間）


③未就学児をもつ保育士で、宮崎県内の保育所等に新たに勤務する方や産後休暇又は育児休業から復帰する方

　子どもの保育料の一部として 月額２万７千円が上限（最長１年間）


④保育士登録後１年を経過した方又は保育所等を離職して１年以上経過した方で、新たに宮崎県内の保育所等に勤務する方 　

　就職準備金として20万円以内（１人あたり１回限り）


返還について
一定の条件を満たせば全額返還免除になりますが、条件を満た さない場合は返還義務が発生します。


申込み方法
①は在学中の養成施設等へお申し込み下さい。（養成施設等の推 薦が必要です。）
②～④はお住まいの市町村を経由してお申し込み下さい

ちなみに、全国の保育士の求人倍率表（過去記事参照）でも明らかなように、宮崎県内の保育士の求人倍率は1.0倍前後となっています。

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ですから、宮崎県としてもそれほど保育士獲得に向けた対策に、無駄に税金を投入する気は無いということなのでしょう。





実際、宮崎県内の人口は平成８年をピークにして、毎年減少傾向にありますからね。

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このような自治体の対応からも分かるように、もしあなたが、宮崎県内で保育士の仕事をしたいと考えているなら、その収入や待遇については、あまり期待してはいけません。





低賃金でサービス残業の毎日を、覚悟しておく必要があるということです。

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それが嫌なら、少しでもあなたに合った待遇の良い就職先を、全力で見つけ出さなければいけません。





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