【神戸市】保育士修学資金貸付事業。

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【神戸市】保育士修学資金貸付事業。

兵庫県神戸市では、以下の内容で保育士への修学資金貸付制度を実施しています。

⇨実習前に、ブラック保育施設チェック！

この制度は、あくまでも神戸市内に住民登録している在学生が対象となっています。

神戸市以外に住んでいる学生については、兵庫県が同様の制度を実施するようです。

⇨保母さんが、確実に再就職するための3つの方法！

⇨神戸市周辺の　　　　
待遇が良い保育園。

◯神戸市保育士修学資金貸付事業

１対象者 　　
神戸市内に住民登録している、兵庫県内の指定保育士養成施設(平成28年４月１日時点で40施設）の在学生で、次の要件を満たす者として指定保育士養成施設から推薦のあった方
（１）養成施設卒業後、兵庫県内の保育所等で勤務する意思を有すること
（２）学業優秀であること
（３）家庭の経済状況等から真に貸付が必要と認められること
（４）他の地方公共団体等から同種の修学資金等を借り受けていないこと
※ 指定保育士養成施設からの推薦を踏まえ、貸付審査会で審査の上、貸付の可否を決定します。
※兵庫県は、別途神戸市外に住民登録をしている学生向けに修学資金貸付事業を実施予定

２貸付額
入学準備金：20万円以内
授業料等：月額上限５万円（最大２年間）
就職準備金：20万円以内
※ いずれも無利子です。

３返還免除事由
養成施設卒業後１年以内に保育士登録を受け、兵庫県内（神戸市内が望ましい）の保育所・認定こども園等で５年間引き続き保育士業務に従事した場合には、返還は免除されます。

４貸付予定 50名程度（平成29年度分）
※申込み時期・申込み方法については今後、保育士養成施設等との調整の上決定し、後日改めて発表します。

神戸市としては、いつまでも兵庫県の対応を待っていては、激しい保育士獲得競争に勝つことはできないと判断したのかもしれません。

その動きを見て、兵庫県としても対応せざるを得なくなり、同様の制度を実施することになったのではないでしょうか？

ほぼ同様の貸付制度を、県と市町村がそれぞれ独自に実施する理由がありませんからね。

今回神戸市が実施する貸付制度の返還免除要件も、神戸市内に就職ではなく、兵庫県内に就職することが免除要件となっています。

ですから、神戸市が独自の貸付制度を実施する合理的な理由は、単純に、兵庫県の対応が遅すぎるので、それでは待機児童や保育士不足問題を解決できないと判断し、神戸市独自の貸付制度を実施することになったというのが事の真相ではないでしょうか？

いずれにしても、この貸付制度は、他の自治体ではすでに昨年実施開始している制度ですからね。

このような自治体の対応を見ていると、少なくとも神戸市では、保育士を獲得するために必死に努力している印象は受けますね。

実際、兵庫県内の他の市町村では、待機児童や保育士不足問題は、あまり深刻化していないのでしょう。

ただ、実際に保育士が不足している自治体は、その県内で競争しているのではなく、全国の自治体間で激しい保育士獲得競争を繰り広げているという現実があります。

⇨自治体担当者のための保育士獲得講座【機能的価値と感情的価値】

その温度差が、今回の、兵庫県と神戸市の対応に表れているのかもしれませんね。

このように、保育士に対する助成制度については、全国の自治体間で大きな温度差があります。

ですから、もしあなたが将来、保育士として頑張りたいと考えているなら、実際に働く場所についても、今からしっかりと検討することを強くおすすめします。

⇨保育士以外で　　　　　
待遇が良い職業とは？

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