【島根県】保育士修学資金貸付制度。返済免除は３年勤務が条件？

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島根県では、以下の内容で保育士への修学資金の貸付制度を実施しています。

他の自治体の貸付制度では、返済免除の条件は同自治体内の保育施設で５年以上勤務することが条件となっているケースが大半です。

島根県の場合は、ある条件を満たすと、３年勤務するだけで修学資金の返済を免除してもらうことができます。

その条件とは・・・

⇨島根県内の　　　　　
待遇が良い保育園。

◯島根県保育士修学資金貸付
・応募資格

　児童福祉法（昭和 22 年法律第 164 号）第 18 条の６の規定に基づき都道府県知事の指定する保育士を養成する学校その他の施設（以下「養成施設」という。）に平成 29 年度に在学される方で、次のいずれの要件も満たしている方です。

（１）優秀な学生であって、かつ、家庭の経済状況等から学費支弁が困難な学生。

（２）原則として県内の市町村に住民登録をしている方又は県内の養成施設等で修学する方。

（３）養成施設を卒業後に保育士となり、島根県の区域、国立児童自立支援施設等において業務に従事する場合は全国の区域、又は東日本大震災における被災県（岩手県、宮城県及び福島県に限る）等、別表に定める区域及び施設等において、保育の業務に従事しようとする方。

・貸付額
　月額 5 万円以内

　低所得世帯上記月額に加えて

　・入学準備金 20 万円以内

　・就職準備金 20 万円以内

　・低所得世帯は生活費加算あり

・利子
　無利子

　ただし返済期間を過ぎて返済する場合は、その残額に対して年 5% の延滞利子が掛かります。

・貸付期間
　養成施設に在籍している期間（原則として入学してから 2 年間）

・返済の免除
　島根県内で 5 年間 (過疎地域は 3 年間) 以上保育所等施設において保育士の業務に従事した場合に、貸付した修学資金の返還が全額免除されます。

・募集期間
　○一次募集

　平成２８年 1２月１３日（火）

　～平成２９年１月３１日（火）

　○二次募集

　平成 29 年 4 月 3 日（月）

　～平成 29 年 5 月 19 日（金）
　
　なお、一次募集では養成施設入学前に貸付内定を受けることができます。

ということで、島根県の保育士修学資金の返済免除条件は、通常は島根県内の保育施設で５年以上勤務することとなっていますが、過疎地に勤務する場合は、３年以上勤務すれば保育士修学資金の全額を免除してもらえます。

過疎地に３年も勤務すれば、それは返済金の全額免除くらいしてもらわないと、全く割に合わないとは思う保育士も多いでしょうね。

ただ、対象となる過疎地域を見てみると、人によっては意外と良い地域だったりします。

・過疎地域
松江市のうち美保関町、出雲市のうち佐田町・多伎町、浜田市、益田市、大田市、安来市、江津市、雲南市、奥出雲町、飯南町、川本町、美郷町、邑南町、津和野町、吉賀町、海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町

たとえば、対象過疎地域には出雲市や隠岐の島町などが含まれていますので、自然や歴史が好きないわゆる歴女の皆様にとっては、意外と穴場の職場になるかもしれません。

休日には、出雲大社や歴史のある古墳群などを観察し、隠岐の島の名産であるサザエやあわびに舌鼓を打つ生活というのも、これからの長い人生の中で貴重な体験となるでしょう。

ただ、日本海側の冬の厳しさに耐えられないという場合は、南国沖縄で引越し費用も貰って就職するという手もありますので、一応参考までに。

⇨【沖縄県】石垣市の保育士助成制度が凄い！家賃や引越し費用の心配無用？！

いずれにしても、現在の保育士不足問題が今後も長引くようであれば、他の自治体でも修学資金の免除条件を緩和したり、新たな保育士への助成制度を実施することになりますので、情報収集は欠かさないようにして下さい。

⇨保育士以外で　　　　　
待遇が良い職業とは？

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