北九州市は不足する保育士を確保するために、市内在住の潜在保育士にダイレクトメールを発送したようです。





福岡県内の保育士の求人倍率は1.0倍程度ですので、福岡県全体で見れば保育士が不足する事態には陥らないはずです。





ところが、北九州市では恒常的に待機児童が発生しており、早急に保育士を確保する必要があったということです。





この保育士不足問題は、都道府県や各自治体によって、その実態や課題が大きく異なるのが特徴です。




首都圏では、保育士の求人倍率が4倍以上になるところもある一方で、地方では1倍を下回る自治体もあります。





つまり、各自治体による格差が大きいため、監督官庁や都道府県主導での対策だけでは、各市町村の実態に則した解決策を実施するのは非常に困難であるということを意味します。






したがって、各市町村がそれぞれの個別の問題や課題に応じて主体的に行動しないかぎり、この保育士不足問題は改善しません。

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さらに、インターネットやSNS等の普及により、これまで実施してきたような恣意的な集計方法変更や印象操作等では、住民は簡単に騙されにくくなっているという事実を、それぞれの担当者は真摯に受け止める必要があります。





今回の北九州市の行動は、対応が遅かったという批判もあるかもしれませんが、他の自治体が待機児童問題に手をこまねいている中、勇気を持って行動したことに対しては、一定程度評価すべきです。





なお、福岡県内では、保育士のため以下の内容で様々な支援制度を実施していますので、あなたが就職・転職を考えているならぜひ有効に活用してください。

福岡県保育士就職支援資金貸付制度

１　保育補助者雇上費貸付

　　保育補助者（保育士資格を持たない保育士の補助を行う者）
　　の雇上げを行う施設又は事業者に対し必要な資金を貸付。

　　＜年額２９５万３千円以内、３年間を限度＞

 

２　未就学児をもつ保育士に対する保育料の一部貸付

　　未就学児をもつ保育士に対し、保育料の一部を貸付。

　　＜保育料の半額で、月額２万７千円上限、１年間を限度＞

 

３　就職準備金貸付

　　潜在保育士の就職準備に必要な資金を貸付けます。

　　＜２０万円以内、１回限り＞

また、もしあなたが保育士として再就職することに少しでも悩んでいるとしたら、こちらの記事もぜひ参考にしてください。





あなたが、絶対に後悔をしない選択をすることをおすすめします。


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