【大阪市】保育士の子供優先入所！保育料の貸付も！

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大阪市の保育助成制度については、以前の記事でもお伝えしていますが、今回、新たに以下の制度を実施することが決定しました。

都市部の自治体が独自の助成制度を実施する中、果たして地方の自治体がどのような対抗策を講じてくるのか、又は、これまで同様問題を放置し続けるのか、今後も注目していきたいところです。

⇨大阪市周辺の　　　　
待遇が良い保育園。

1.保育士の子どもの優先入所
　大阪市内の保育所等（保育所、認定こども園及び地域型保育事業に限る。以下同じ。）に直接雇用されて勤務するために、保育士のいる世帯からその子どもの保育施設等への入所に関する申請(利用調整申請)があった場合、平成29年4月の一斉入所利用調整申請分より優先的に利用調整を実施します。　

2.未就学児をもつ保育士に対する保育料一部貸付事業
　国の補助制度を活用して、平成28年12月以降に大阪市内の保育所等に新たに直接雇用されて勤務する保育士が、その保育士の子どもを保育施設等へ預ける場合に、その保育料の2分の1（上限2万7千円）を勤務開始月から1年間貸付けます。 　
　また、貸付を受けた保育士が、大阪市内の保育所等に継続して2年間勤務した場合、その返還を免除します。

※大阪市報道資料より

保育士の子供を優先入所させるという今回の大阪市の対策は、他の保護者等から様々な批判を受けるかもしれませんが、待機児童対策としては全く合理的な対策です。

⇨子持ち保育士が子どもを預けて働くなら、５０万円貰える制度がありますよ！

単純に、一人の保育士が現役復帰することができれば、数人の待機児童問題を解消することができるわけですから。

待機児童解消数＝保育士の現場復帰数×一人あたり対応可能保育児童数

このような数式が成立するということですね。

ただ、感情的に不公平感を感じたり納得出来ない保護者等が表れるでしょうから、それらの対策も必要に応じて講じる必要があります。

⇨保護者からのクレームが怖い保育士は、限界利益分析で対応策を検討しよう！

そもそも、これまでの待機児童数の算定基準自体が、実態を表す数字では無かったわけですから、今後も保育事業関連の規制緩和や保育施設の分散化等を更に促進すべきです。

いずれにしても、都市部の自治体が保育士獲得に向けて精力的になってきますので、地方の自治体にとっては、さらに厳しい状況に追い込まれることになるでしょう。

⇨子持ち保育士に　　　
おすすめの保育園。

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